ランチパスポートの罠
ランチパスポートって知ってますか?
私が知ったのは2年位前のことなのですが。
その頃にはじまったのかなあ。
ランチパスポートとは
小型の本です。本屋さんで買えるんですが、最近はコンビニでも置いているのを見るようになりました。一冊1000円くらい。今はどこでも平積みにされてるけれども、当時はとにかく即売り切れ、ずっと入荷待ちで、買うのが大変だったのを覚えてるよ。
その界隈の飲食店の情報がのっているのですが、そこに載っているランチが、ワンコイン(500円)とか、とても安い特別価格で食べられるんです。
お店に行って、ランチパスポートに掲載されているページを店員さんにみせると、店員さんがページのハンコ欄にハンコをおしてくれます。
ハンコ3回分まで、その特別価格でランチを食べられるというものです。
もともと高知県の地域で発行販売がはじまって(2011年)、その後首都圏とか、全国のエリアを対象としたものがどんどん発行販売されるようになったそうです。
ランチパスポートのランチは安いけど、一度買ったきり、もう買っていません
ランチパスポートのランチはどれもおいしいし、とっても安いし、言うことないのですが、私は2年位前に一度かったきり、もう新しいものが出ても買うことはなくなりました。
※ちなみに私は首都圏のとある地域のランチパスポートを利用していました。
理由は、ランチのコアタイムに、ランチパスポートに掲載されているランチにありつけることが、ほとんどなかったからです。
やっぱり特別価格だから、数量限定、人数限定です。
おいしそうでボリュームがありそうなランチほど、お店に行っても「今日のランチパスポート分は終わりました」って掲示があったり、店員さんにそう告げられたりする確率が非常に高かったのです。
該当のお店のオープンの時間ぴったりに行く、という場合ならほぼ大丈夫でした。
しかし、お店のオープンの時間(11時とか、11時半が多いです)に行くのは、難しいことが多いです。
職場の昼休みは、私は毎日時間が違います。
だから、私は、早く昼休みに入れるときは行けたのですが、毎日は無理です。
これがもし、毎日1時~2時くらい昼休み時間が固定されている人の場合だと、ランチパスポートのランチを食べるのはほぼ不可能、絶望的だと思います。
このことに気付かなかった初期は、せっかく歩いて15分くらいのお店にきたのに、対象のランチは売切れていて、でも、また歩いて戻ってお店を探すのも時間がもったいないので、結局そのお店で、ランチパスポートの対象ではない、とても高いランチを食べることになりました(オサイフには大打撃でしたが、とてもおいしかったです)。
そういうことが何回も続いて、学習して、もうランチパスポートは買わなくなりました。
いいんです、いつものコンビニのおにぎりとかで。短い貴重な昼休み時間、疲れちゃうし、時間もお金もなくなっちゃうからね。
休日にランチパスポートを使えばいいのでは、と思う方もいるかもしれませんが、ほぼ平日のランチ限定だったり、そもそもお店が土日はお休み、というところがほとんどでした。
2件くらい、土曜日もOKっていうお店があったかなあ。
やっぱり、お店の一種の宣伝、プロモーションツールにすぎないのかもしれませんね。
お店のための本であって、消費者のための本ではない、そんな気がします。
他の地域だと、またランチパスポート事情がかわるのかもしれませんね。
他の地域のかた、他に使ってみたかたはどうでしたか。
というのも、ランチパスポートを発行しているのって、それぞれの地域によって、別の会社らしいんですよね。
だから、地域によって事情が違うのかもしれない、どうなんだろう。
ランチパスポートという名前は同じものとして共有しているけれども。
そのあたりの事情よくわからないのですが、時間あるときに調べたいですね。
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