福澤さんの悩みを共有してみよう

いろんな人に悩みをうちあけたら、「それは誰でも同じことだ」という旨を言われることが非常に多いなと思いました(なんかあまり親切じゃないですよね)。それならば、悩みを共有できる場を作って、少しでも多くの人が見せかけでも安心が得られるように、とブログを作ることにしました。

桂歌丸さんが勇退してからの「笑点」についての感想

こんにちは、こんばんは。福澤みさき(@misky42)です。

 

親族間では有名な話なのですが、私は昔から「笑点」が大好きです。
といっても、毎週欠かさずみるほどのヲタクではないのですが、それでも、長年大大大好きな番組です。

特に、桂歌丸さんが大好きで、長年推しメンだったので、桂歌丸さんが勇退すると聴いたときは、とてもショックでした。
もう笑点みなくなるかもしれない、なんて思ったりもしました(このあと読んでもらえればわかりますが、それは、杞憂に終わりました(笑))。

歌丸さんの次に笑点司会となったのは、春風亭昇太さんですね。
新司会発表の瞬間は、各所から驚きの声が上がったと思います。
結論として、私はこの人事をとても評価したいと思います(なんだ、この上から目線はwww)。

昇太さんが司会になってから、笑点はあらたな開幕を迎え、これまでとはまた違った雰囲気になりました。
すごくいい感じです。
歌丸さんが司会だった頃とか、先代の圓楽さんが司会だった頃とは、違っています。
笑点は、それぞれの時代に、それぞれいいところがあって、それぞれが違うものですら、どの代がいいとか、比べられるものではないですが。
とにかく、どの代もそれぞれ違ったよさや強み、特徴があって、すごくいいと思います。
そして、昇太さんが司会になってからの笑点も、また、すごくいい感じなのです。

昇太さんが司会になってからの大きな特徴としては、「学級崩壊」が起こったことが挙げられます(笑)。
これまでの笑点の司会は、メンバーの中で、噺家として一番先輩にあたるかたがつとめていらっしゃったと思います。
そのせいか、どこか規律正しいアカデミックな雰囲気があったり、先輩から後輩への上下関係みたいなものが見えました(メンバーはカメラの前では無礼講キャラを演じたりしていらっしゃいましたが)。
それはそれで、おもしろかったです。

昇太さんは、笑点メンバーの中で加入が一番新しいメンバーでしたし、噺家としても若手(笑点メンバーの中では)のほうです。
そんな昇太さんが司会になったことで、「学級崩壊」が起こり、これまでよりも、よりいっそうメンバーの暴走が激しくなりました(笑)。
それが、すごくおもしろいんですよね。
今までの笑点にはなかった雰囲気で、とても新鮮で、「新たな笑点の開幕を観た!」って感じです。

日本の社会人ならどこの世界でもそうだと思いますけれども、もちろん噺家の世界も、礼儀や上下関係などを大切にされていますから、先輩に失礼な発言をして笑いを取ったりするのも、笑点メンバーが「キャラクターとして演じている」のはわかってはいます。それでも、「笑点」には、視聴者をひきこむ魅力があります。
メンバー全員で、強い信頼関係があるからこそ、各自が、それぞれの役柄・役割・キャラクターをきちんと演じて、「笑点」というひとつの作品を作り上げ、毎週視聴者へ楽しい時間の提供ができているんだろうな、と想像します。

こうやって、笑点が、いろいろな進化をとげると、おもしろいですよね。
本当に、素敵で、楽しい番組だと思います。
放送50周年を迎えたそうですが、これからもずっとずっと、100周年、さらにその先と、末永く続いてほしいです。

笑点の関係者の皆様に、お礼を申し上げます。毎週、楽しい番組をありがとうございます。これからも応援いたします。

 

笑点五〇年史 1966-2016 (ぴあMOOK)

笑点五〇年史 1966-2016 (ぴあMOOK)